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  • 執筆者の写真RYO

修行先決定〜2018年終わりまで

居酒屋学校から大和に戻りまた新たなスタート!

今から準備できることは準備しようとそこからいろいろと自分なりに試していった。

なおきも顔晴ってくれた!

でもやっぱり仕上がってるかというともう少しかなという印象だったので来年の「居酒屋出店」に向けて(この時点で僕たちにとっては夢ではなく目標、なにもまだ決まってはいなかったけど)お互い顔晴ろうと!

毎日毎日、なおきと向き合う日々。もちろんきてくれた人たちに全力で喜んでもらう為にです。


まず当面の目標はなおきを社員にすることだった。

居酒屋を作る為にはまずなんといっても太陽酒場をなおきに任せられる状態を作らないといけない。

だから今までとは太陽酒場自体も少しずつ少しずつ変えていく必要があった。

感覚でやるでなく「狙ってそうなる」にする。

そんなこんなで秋になおきを社員にする。

まず第一段階クリア。

そしてこのあたりで仕入先もすべて決めておきたかった。

僕の中では2018年にすべて太陽酒場の準備を終わらせ、2019年から全力で居酒屋を作っていくと「決めて」いたからだ。

(実際の現実はなにも決まってなかったけど僕の中では決定事項だったということ)

料理の試作などもしていた(家で)

なんといっても大事なのは仕入れ。

仕入れで手を抜くといいお店は作れない。

特に魚の仕入先がなかなかみつからなかった。

築地や豊洲の魚屋さんに電話して聞いてみたりしたもののそもそもが遠いので毎日仕入れるというのが少し現実的ではない。

できないことはもちろんないだろうけどそれだけ運搬費に費用をかけてしまうと大変だなと。

近くの漁港に行ってみようかと悩んでいたタイミングだった。

まだお店をはじめてもいないし、物件も決めてない。

決めてるのは何度もいうけど「来年から居酒屋を始める」というなんの後ろ盾もない決定事項のみ笑

そんなタイミングで、僕はまた恩師島岡さん(アフリカザンジバルに住む革命家)と話をさせてもらう機会を頂く。

※詳しく島岡さんを知りたい方はこの本をまずよんでください超おすすめ!

島岡さんが11月頃に日本に帰ってくるので逢おうと誘ってくれたのだ。

僕が居酒屋の修行の北海道に行くという話は、居酒屋学校に出発する直前に開かれたティンガティンガ展でお会いした時に話をしていた。

「で、修行はどうだったんだ?」

という話からどんなことを学びここからどうしていくかを伝えた。

そして今魚の仕入先を探しているけどなかなかみつからないということも流れから話をした。

すると、島岡さんは

「俺の知り合いを紹介してやろうか」

といってくれた。

え?本当ですか?いるなら是非紹介してください!

話はトントン進み、まず次の日に時間作れるかと言われもちろん「ハイ!」の一言で次の日にまた食事に誘っていただいた。

ありがたい限りです。

そしてそこで紹介して頂いたのがヨコハマイチバで理事をやっている坪倉さん。

「魚屋を探している?それなら俺が紹介してあげるよ。もし修行したいということなら修行することもできるよ」

ほ、本当ですか?

よろしくお願いします!

僕は基本的にやらないは言わない。

やれることあれば基本何でもやってみる!

やれるやれないではなく、やるかやらないかが大切だと思ってる。

だからこの時も「ハイ!」

話はすぐに決まり、近々まず横浜中央卸売市場に行かせてもらうことに。

僕が住んでいる大和から横浜は電車で1本。20分くらいのところにある。

その横浜に大きな市場があるということ自体僕はこの時知らなかった。

思いもしない出来事が、思いもしないところから動き始めた。

そして島岡さんの会社の安齋さんに送っていただき僕は横浜中央卸売市場へ。

正直、びっくりした。

横浜駅駅前の横浜そごうからみえるところ。

横浜駅からは歩いて30分くらいのところ。

に、こんな大きな市場があったなんて!す、、すごい!

正直な感想はそんな感じ。

そこで坪倉さんとお逢いし、紹介して頂いたのが、いざか家たいようの卸先である「ムラマツ」さん。

社長もヨコハマイチバ理事の方です。

社長の村松さん含め、働いている皆さんは、魚のことについてプロ中のプロ。ぼくにとっては全員先生のような存在です。

そこの社長さんである村松さんを紹介して頂き、修行させていただくことに。

修行期間は翌年2月からということになった。

年末年始はやはり市場もお店(太陽酒場)も忙しいのでそれが落ち着いた2月からにしようと。

よろしくお願いしますと頭を下げ、この日は大和に戻った。

変わらずなおきとの試行錯誤は続いている。

少しずつ少しずつお店を変えた。

自分しかできないお店ではなく、誰がやっても喜ばれる形に変えていった。

なおきともひたすら向き合った。

少しずつ少しずつ、今あるお店も変わっていった。

そしてこの年(2018年)の太陽酒場での12月の売り上げは、自分一人でやっていた時では到底考えられない売り上げを上げた。

居酒屋学校で学んだことをいかしたこと。

そしてなおきが成長したこと。

僕が目標を持って常に本気で動いていたこと。

いろんなことが重なって、結果がみえた年末。

このあたりでよく周りの人に言われた。


「なおき最近変わったよね!」


僕はいつもこう答えていた。


「なおきはもっともっと伸びますよ!」


少しずつ少しずつ、ピースがはまってきた。

これならもう来年にはなおき一人に任せられる。


よし、いよいよ年が明けたら居酒屋を作るべく本格的に動き出そう!

常に等身大の自分で、一歩一歩。

ホームランは狙わない。

ヒットエンドランで生きるのだ。


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